(きゅうせいふくびくうえん)

どんな症状ですか?

  • 鼻汁は黄色や緑色でにおいがある。
  • 鼻水は粘り気が強く、鼻をかもうとしてもうまくかめない。
  • 湿った咳がでる。
  • 頭や目が重く痛い感じがする。
  • 歯の痛みがある。
  • 37度の微熱から38度台の発熱(小児の場合)がある。

何かきっかけはありますか?

  • 風邪をひいていた。
  • 上の奥のほうに虫歯がある。

セルフチェックしてみましょう!

以下の症状がすべて当てはまる場合、急性副鼻腔炎が疑われます。

  • 鼻水・鼻づまり・咳がある。
  • 頭痛または頬部痛や顔面の圧迫感がある。
  • いくら鼻をかんでも色のついた鼻水が出てくるのが5日以上続いている。

鼻をかんだ時(小児の場合は吸ってあげた時)の鼻水の状態を確認しましょう。

  • 鼻を何度かんでもにおいのある黄色や緑色の鼻が出る場合は、急性副鼻腔炎が疑われます。
  • 鼻をかんだ時、最初だけ色がついた鼻水がでているが、すぐに出てくる鼻水が白色や透明に変わる場合は副鼻腔炎の可能性は低いです。

頬を指で押してみましょう。

  • 色がついた鼻水がよく出るほうの頬だけが押すと痛む場合は急性副鼻腔炎が疑われます。

これからどうすればいいの? 自宅で様子を見れる場合。

  • 痛みや熱が辛いときは市販の痛み止め(おすすめの一般用医薬品は?を参照してください)を使いましょう。
  • 副鼻腔炎の可能性が低い場合、市販の内服薬(おすすめの一般用医薬品は?を参照してください)で様子をみることができます。
  • 鼻をよくかむようにしましょう。鼻をかむのが難しいお子さんは、市販の吸引器で1日2-3回は吸引してあげましょう。
  • 鼻の状態が悪化する場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。

これからどうすればいいの? 耳鼻咽喉科を受診する場合。

  • ほほの皮膚が赤くなったり、腫れるのはかなり重症です。まれに眼窩内や頭蓋内の合併症をきたすこともありますので速やかに耳鼻咽喉科を受診してください。
  • 急性副鼻腔炎が疑われる場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
  • 上顎の歯が痛いときは、スプーンの柄などで叩いてみましょう。歯の痛みが増す場合は虫歯が原因で急性副鼻腔炎になっている可能性があります。歯科も受診しましょう。

おすすめの一般用医薬品は?

解熱鎮痛剤

鼻水の粘り気を改善させる薬

<発熱・咳などの風邪症状がある場合>

注意:下記のお薬には解熱鎮痛剤も入っています。同時に上記の解熱鎮痛剤を飲まないようにしてください。

3か月~6歳

キッズバファリンかぜシロップムヒこどもかぜシロップ宇津こどこかぜシロップなど

1歳~10歳

パブロンキッズかぜ細粒

5歳~14歳

パブロンキッズかぜ錠

7歳~14歳

ストナメルティ小児用

12~15歳以上

パブロンsゴールドW錠新ルルAゴールドDXベンザブロックLプラス錠、エスタックイブファインなど

急性副鼻腔炎はどんな病気?

  • 上気道や鼻腔のウイルス感染に続発することが多いですが、急性鼻副鼻腔炎を起こすのは細菌です。虫歯が原因となることもあります。
  • ウイルス感染に続いて起こる、副鼻腔の細菌による二次感染です。
  • 膿性鼻汁、鼻閉、後鼻漏がみられます。
  • 小児の場合、発熱などの全身症状もみられます。
  • 炎症が起きている副鼻腔の位置に応じて、頬部痛、眼痛、前頭部痛、歯痛などを認めます。
副鼻腔炎

耳鼻咽喉科では何をするの?

  • 鼻鏡やファイバースコープなどで鼻内の観察を行います。
  • 場合によってはCTで副鼻腔を詳細に調べます。
  • 細菌の検査をします。
  • 鼻処置やネブライザー治療で鼻副鼻腔の環境を整えます。
  • 抗生物質や消炎剤を処方します。