(きゅうせいていおんしょうがいがたなんちょう)

どんな症状ですか?

  • 片耳または両耳の難聴が、ある日突然出現した。
  • 「耳が詰まっている」と感じる。
  • 耳鳴りがする。
  • めまいはない。

何かきっかけはありますか?

  • ストレスが多い。
  • 不規則な生活。
  • 睡眠不足。

セルフチェックしてみましょう!

聴力検査アプリで聴力検査してみましょう。

  • 左右差はありませんか?
  • 高い音(2000・4000・8000Hz)に比べ、低い音(125・250・500Hz)の聞こえが悪くなっていませんか?
  • 低い音(125・250・500Hz)の数値の合計が70以上、高い音(2000・4000・8000Hz)の合計が60以下の場合、急性低音障害型感音難聴が疑われます。

デジタル耳鏡で耳の中を見てみましょう。

  • 急性低音障害型感音難聴の場合、耳の中に見た目の異常はありません。

サンプル画像 右耳の急性低音障害型感音難聴疑い


右耳の低い音(125・250・500Hz)の数値の合計が130、高い音(2000・4000・8000Hz)の合計が35なので、急性低音障害型感音難聴が疑われます。

これからどうすればいいの? 自宅で様子を見れる場合。

  • 難聴が軽度(40dB未満:縦の数字です)ならば5~7日間、市販薬(おすすめの一般用医薬品は?を参照してください)を内服し自宅で様子を見ることができます。改善しない場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。
  • 疲労やストレスをためないように、十分な睡眠、適度な運動、気分展開をおこないましょう。

これからどうすればいいの? 耳鼻咽喉科を受診する場合。

  • 難聴が軽度(40dB)未満で、5~7日間自宅で様子を見たが改善しない場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
  • 難聴が中等度(40dB)以上の場合は、できれば3日以内に耳鼻咽喉科を受診しましょう。

おすすめの一般医薬品は?

  • 五苓散(耳の症状がおさまっても、もう1週間は1日3回続けましょう。その後1日2回朝・夕に減量してさらに1週間続けてから終了しましょう。)

急性低音障害型難聴はどんな病気?

  • 原因は不明ですが、疫学的にはストレスとの関連が示唆されています。
  • 内耳の中はリンパ液で満たされているのですが、そこが浮腫んだ状態になると聞こえが悪くなります。
  • 片耳の難聴がある日突然出現します。軽い難聴のときは、「耳が詰まっている」と感じることがあります。
  • 疲労やストレスをためないよう、十分な睡眠、適度な運動、気分転換を行いましょう。
  • 約40%は再発します。その場合「蝸牛型メニエール病」と病名が変更されます。

耳鼻咽喉科では何をするの?

  • 聴力検査を行います。低音域を中心とした難聴を認めます。
  • 内耳の浮腫みをとるために利尿薬を用います。循環を改善させる薬や神経障害を回復させる薬を用います。難聴の改善が鈍いケースではステロイド薬を用います。