どんな症状ですか?

  • 突然激しいめまい発作(回転したり、動揺したり)が起こり、吐き気、嘔吐などをがある。
  • 難聴、耳鳴り、耳のつまりもある。
  • 上記の症状は一度きりでなく繰り返している。
  • めまい、はきけ、耳の症状以外はない。

何かきっかけはありますか?

  • ストレスが多い。
  • 不規則な生活
  • 睡眠不足。

セルフチェックしてみましょう!

症状をチェックしてみましょう。以下の症状がすべて当てはまればメニエール病が疑われます。

  • めまい発作を繰り返す。めまいは短くても10分以上続く。
  • めまい発作のときには、耳の症状(難聴や耳鳴りや耳のつまり)が出現するが、めまいが落ち着くと耳の症状もやわらぐ。
  • めまい、はきけ、耳の症状以外は特に症状(意識がなくなる、しびれ、飲み込みにくさ、ろれつがまわらないなど)がない。

聴力検査アプリで聴力をチェックしてみましょう。

  • 聴力検査で左右差が大きい場合、さらにメニエール病の可能性が疑われます。

デジタル耳鏡で耳の中を見てみましょう。

  • メニエール病の場合、耳の中に見た目の異常はありません。

サンプル画像 メニエール病疑い

右耳の低い音の聞こえが悪くなっています。

これからどうすればいいの? 自宅で様子を見れる場合。

  • めまい発作中は横になって安静にしましょう。
  • 聴力検査アプリで聴力をチェックしましょう。
  • 難聴が軽度(40dB未満)ならば5~7日間、市販薬(おすすめの一般用医薬品は?を参照してください)を内服し自宅で様子を見ることができます。
  • 疲労やストレスをためないように、十分な睡眠、適度な運動、気分展開をおこないましょう。
  • 5~7日経過してめまいは改善しても、聞こえにくさが改善しない場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。

これからどうすればいいの? 耳鼻咽喉科を受診する場合。

  • ひどく聞こえない場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
  • 聴力検査をして、難聴が中等度(40dB)以上の場合、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
  • 軽度の難聴で5~7日自宅療養しても、聞こえにくさが改善しない場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。

これからどうすればいいの? 救急要請する場合。

  • めまいだけでなく、手足のしびれ・飲み込みにくい・ろれつが回らないなどの症状がある場合は、脳が原因のめまいの可能性が高いため救急要請してください。
  • 119番に電話をかける。➡「救急です」と答える。➡「誰が、いつ、どうしたか」を説明する。

おすすめの一般用医薬品は?

  • トラベルミン(めまいがある時に飲みましょう。)
  • 五苓散(耳の症状がおさまっても、1週間は1日3回で続けましょう。その後もぶりかえさなければ1日2回朝・夕に減量してさらに1週間続けてから終了しましょう。)

メニエールはどんな病気?

  • 原因は不明ですが、疫学的にはストレスとの関連が示唆されています。
  • 内耳の中はリンパ液で満たされているのですが、そこが浮腫んだ状態になると難聴とめまい発作が起こります。症状突発的に激しい回転性めまい発作が起こり、吐き気、嘔吐などを伴います。
  • 難聴、耳鳴り、耳閉感が出現します。
  • 上記の発作は一度きりでなく必ず繰り返します。

耳鼻咽喉科では何をするの?

  • めまいの様子を詳細に聞きます。
  • フレンツェル赤外線眼鏡を使って、病的な眼球の運動がないか観察します。
  • 平衡機能検査を行います。発作時には悪い側に倒れたり、傾いたりします。
  • 聴力検査では初期には低音域を中心とした難聴を認めることが多いです。
  • 抗めまい薬や内耳の浮腫みをとるために利尿薬を用います。聴力の改善が鈍いケースではステロイド薬用います。